ドゥブロヴニク Dubrovnik への旅
今回の旅で何といっても面白かったのは、ドゥブロヴニクでの滞在。
同行の友人に手配してもらったのは、ホテルではなく
おそらくここの街の人が普通に住んでいる住まいに近いつくりの
アパートメントタイプの宿。
城壁で囲まれた旧市街にはいるとすぐにメインストリートがあって
とにかく観光客で混雑してました。
今回私達が泊まったその宿は、
城壁内の一番奥のような場所にあって
喧噪ともいえるようなメインストリートの賑やかさからは、離れた静かなエリア。
写真のような鄙びた壁が続く、狭い路地に面していました。
ごく細い路地を挟んだ隣家との距離はこんな感じ。
夜は隣家のテレビの画面さえ確認できるほど。
この距離感覚は、京都の街中の家の感じに似ていたりして。

部屋にはキッチンとテラスがついてました。
ギリシャで似たような街に出会ったときにも思ったのですが
こちらのテラスは、屋根が無くても“部屋”ですね。
ほとんど天気がよかったので、ここで朝ごはんを食べたり、お茶を飲んだり。
あ、洗濯モノも干しました!
ほんとに“愛すべき空間”でした。
ドゥブロヴニグ到着翌朝は、広場のマーケットへ。
宿にキッチンがあるということで、買う気満々で訪れました。

賑わっているといっても小さなマーケットなので、あくまでのどか。
地元の人に混じって、果物や野菜を吟味。

活き活きとした美しい果物を目の当たりにして
カメラを持ってる私は、あちこちで釘付けになる。
量り売りは、分銅を使ってました。
分銅やら金属製のカップも凄くきれい。
(横長の画像はクリックすると拡大します。)

買う人たちの真剣のまなざし、仕草!
これも見ているだけで楽しい。

おじさんだって真剣そのもの。
何をつくるのかなあ、聞いてみたいところです。
こんなふうに私がカメラを持ってうろちょろしている間に
他のふたりが朝ご飯用の材料をしっかりと買ってくれていました。
友人は料理が上手なので、すっかりおまかせ。
さて、何にしたのでしょうか?
ツヅク。
ドゥブロヴニグ到着・翌朝のマーケットで仕入れた新鮮な野菜や果物やら、
広場に面した食料品店で仕入れたハムなどを
宿に持って帰って、朝ごはんをつくりました。
ほとんどは切って盛りつけたものですが…
ハムやチーズ、ざくろ(飾り)等々。
市場で買った、おそらくの手づくりカッテージチーズが美味しかったです!
(皿後ろの白いチーズ)
このサラダ、同行友人のレシピ。
主役は葉っぱもののイタリアンパセリ・セロリ・ルッコラなんですが
それにオリーブオイルとバルサミコと塩胡椒だけで、すごく美味しかった!
たぶん、露地もので葉っぱの風味がしっかりしているからだと思います。
特にルッコラが美味しくて。
友人はバジルを入れても美味しいといってました。
シンプルにトマトとモッツァレラチーズのサラダ。
普段から好きですが、トマトが美味しいと一段と美味しい。
日本でももっと完熟のトマトが出回っていればいいのに。
あと、料理上手な友人は、トマトスープをちゃっちゃとつくってくれました。(凄い)
カップに入っているのがそうです。
他には全粒粉のパンとかオリーブとか。
旅先のシアワセな食卓!

食後には、しっかりお茶をのんで、お菓子をつまみました。
これは、市場で売っていたオレンジの皮に砂糖をまぶしたもの。
これも売ってたおばちゃんの手づくりだろうな。
素朴で甘さがちょうどよくて、ついついたくさん食べてしまいます。
こんなふうに充分すぎるほど、しっかりと腹ごしらえをして
昼前にやっと街歩き出発したのでした。
旅先、ドゥブロヴニクで写真を撮るにあたって考えていたこと。
世界遺産の街の美しい写真なんて世の中の溢れている、
そこで私は何を撮れるのかな…。

ドゥブロヴニク、旧市街の早朝。Rector's Palaceの前にて

ドゥブロヴニクの広場のカフェで。
カフェのウェイターのお兄ちゃん、そして(おそらく)とくに用事があるでもなくカフェに寄ったその友達。
今回のドゥブロヴニクでの撮影を通して
あらゆるカメラマンに写真を撮り尽くされた京都でも
自分が写真を撮る意味があるかもしれないと感じました。
どう撮るかは、まだ試行錯誤中ですが…。
ドゥブロヴニク旧市街の外縁は、ぐるっと城壁に囲まれている。
現在では、その城壁の上一周が観光スポットとなっている。
“高いところに登って街を把握する”
シンプルなことだけれども、これは知らない街に旅に来た時の基本。
これがわかっていると、実際に街を歩いた時に
俯瞰した風景を頭の中に描きつつ、散策することができる。
ガイドブックでもおなじみの風景。
城壁をくぐったすぐのところに、このメインストリートがあります。
観光客が多い!でも活気があるのは、いいことかな?

まっすぐでない街路は
城壁の上からも、歩くごとに変化に富む表情を見せてくれます。

野菜を運ぶ女性。
朝に市場で見た、おばちゃんかも…。

メインストリートから離れた奥まった路地で物売りする女性。
この高いところから見ると、その前に座る女の子たちと
お店ごっこをしているようにも見えます。笑

市場で出会った素敵なおばちゃん。
彼女の風貌から、かつて訪れたギリシャでよく見かけた
黒髪の女性たちを思い出しました。
それはそうなんですね、ギリシャとは陸続きで、結構近いですからね。
彼女の売るものは…

濃紫の葡萄とか、かごとか…。
かごは手づくりだろうな、とっても綺麗。

これは、こちら特有のスウィーツ。いろいろなカタチがあって面白い。
味は苺(?)ジャムのような感じ。固さはジャムとゼリーの中間くらい。
私たちは、パンに塗って食べました。

このおばちゃんの風貌に惹かれて何か買ってみたくなり
私は、生のミントを一束買いました。
そして、写真を撮らせてもらいました。
とっても素敵な笑顔、かなり嬉しかった。
宿に帰って、食後のお茶をミント・ティーにしました。
フレッシュのミントティーは久しぶり!
煎れ方はいたって簡単、ミントをよく洗って熱湯をよく注ぎ、待つこと3分程度。

それにしても、このお茶の緑色!
同行の友人は「野性のミントなんじゃない」と。
そうかも、前に自分で育てたミントで作ったときは
もう少し鮮やかさが無い薄い緑色だったような。

お茶と一緒に頂いたスウィーツ。
左のメレンゲに近いような白いクリームと
固めのカスタードを挟んだパイは、凄く美味しかった!
クロアチア特有の甘味とのこと、ERのドクター・コバッチも食べてたとか…?
“Cold Drink”とだけ書かれた看板のあるところで
ドゥブロヴニク旧市街を囲む城壁のトンネルをくぐってみると
そこにはカフェが。

城壁に張り付くようにつくられたそのカフェは
眺めはいいけど、ちょっとナンパな感じだなあとなどと思いつつ
ビールを頼みました。左側の緑のボトルがクロアチアのビールです。

ちょっとくつろいでから、少しだけ店の奥にいったら
そこではパーティをしていて、可愛らしい花嫁さんが。

さらにその下をみると、テーブルもまばらで
店であるような、もう店でないような、適当な感じになっていました。


いろんな国の大人たちが、思い思いの場所に座って

ただ夕暮れの時間を楽しんでいたのでした。

“Get there in time for the sunset”
とはガイドブックのlonely planetに書いてありました。
たまたまその時間にそのあたりを歩いていて、それを思い出し
カフェに入った私たちは、陽が海に沈むまで楽しんで、また散歩を続けました。
ドゥブロヴニクについた当日の夜、港近くへご飯を食べにいきました。
残念ながらお目当てのレストランはすでに満席。
なので隣のレストランに入って食事しました。
上の画像の左端の石のアーチがファサードの店。
夜の港が見え、まあ眺めは良いのですが味はいまいち。
それでもお腹をなんとか満たし、友人と連れ立って夜の街を散歩。

観光地であるからでしょう、とにかく夜でも街路に人が多かった!
異国の夜の街歩きで、こんなに安全に感じたことって初めての気がします。

昼間見るのとは、また違った光景。
夜の方が何かとドラマチックですね。

(横長の画像はクリックすると拡大します)
メインストリートに戻ってきました。
こちらもこの通り、人がたくさん。
街路まるごとが、カフェのよう。

昔々から人々に使われて、ぴかぴかになった石畳。
これを見る度に
ああ、異国に来ているんだなって実感します。

広場に面した鐘楼もライトアップされていました。
ちょっとびっくりしますが、鐘を鳴らしている風に見える人影は
本物の人ではありません。笑
旧市街を見下ろす丘のてっぺんにある十字架も見えました。
(画像の左上)

そうこうしているうちに、家路につきました。
宿の前の細い道は、
石畳といってもフラットな感じのものでなく
グレーの玉砂利をセメントで固めた、ちょっとごつごつした感じ。
玉砂利が街灯の光をきらきらと反射していました。

ドゥブロヴニク旧市街の小さな漁港には
量り売りしている小さな魚屋がありました。
売ってる魚は、たぶんその朝を採れたもの。

鰯とか

タカサゴみたいなのとか。
こうやって見ると何か種類関係なく色分けされ
売っているようで、面白いですね。
魚屋のおかみさんは、
お客さんとお金のやりとりもあるので、手に匂いがつかないように
スーパーの袋みたいなのに手をいれて、魚を量ってました。

袋に軽くいっぱい買って帰るおじさん。
昼ごはんの材料でしょうか。

私たちも、鰯を数匹購入。
腑を出して、イタリアンパセリなどのハーブをつめて
オリーブオイルで焼き、塩胡椒で食べました。
皮がアルミのフライパンにくっついてしまい
ちょっと体裁がよくないですけど。
魚を料理したのは私なんですが
まさか旅先で鰯をさばくとは思ってもみなかった。
なんか面白かったです。
今度はもっと大きな魚がおろせるように
日本で訓練しておこうと思いました。笑


旅先の終わりのクロアチアの首都ザクレブZagrebの青空市で。
市場でモノを売るヒトは、おじちゃんおばちゃんばかりでなく
このくらいの歳の青年もちらほら。
この旅を企画・サポートした
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http://www.cerca-travel.co.jp/
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