美山町のコーヒー焙煎所を訪問

Oyac_0517

京都府南丹市美山町へ足を運びました。
一つの目的は、私が日々愛飲しているコーヒーの豆を焙煎している
大宅コーヒーさんを訪ねること。
どんなところであの美味しいコーヒーを焙煎されているのか、と
前から訪ねてみたいと思っていました。

焙煎所は美山町の集落の高台にあって
蒸し風呂のような京都市内とはうってかわって
さらっとして風が室内を吹き抜けていました。
焙煎機が置かれてる縁側の目の前は
トウモロコシ等々、夏野菜が育っている畑。
のどかな風景を見下ろして、この日も豆を焙煎をされていました。
こんな気持ちのよいところが仕事場なんて…ちょっと羨ましい。



Oyac_0619

風格たっぷりの焙煎機。
私が過ごさせてもらった時間の中でも
このマシンで焙煎すること2回。

焙煎の風景

Oyac_0524
スケートボードに乗って焙煎を待つコーヒーの生豆たち。笑

私がいつも飲んでいるコーヒーはこんなふうに焙煎されているようです。
その風景をラフにですがカメラに納めてきました。
Oyac_0614
火を入れてから豆を投入。


Oyac_0616
温度は200度にあがっています。


Oyac_0639
焙煎機の火。
ちょっと解りにくいかもしれませんが、
豆が入っているドラムの下から加熱。


Oyac_0623
焙煎家の大宅さん。
ある程度まで焙煎が進むまで、既に出来上がっている豆を梱包したり。


Oyac_0587
ちなみにパッケージされている豆たちはこんな感じ。
ウチにやってくるのとはちょっと違う。スタンプも違うなあ。


Oyac_0565
焙煎機、フル稼働中!

焙煎の風景_焙煎度合いチェック

Oyac_0527
ロッキングチェアに座りギターを弾きつつ、焙煎の仕上がりを待つ…?
後ろの棚には各産地の生豆たち。

さて、そろそろ程よい焙煎具合になってきたよう。
Oyac_0536

Oyac_0540
ドラムから豆を少量取り出して、焙煎度合いをチェック。


Oyac_0534


まだジャストタイムじゃないよう。
蓋を閉めてもう少し焙煎をすすめます。
Oyac_0532

Oyac_0637_2
でも、あとほんのちょっとのタイミングのようです。
その時に備えて焙煎機の前でスタンバイ。

焙煎の風景_撹拌

Oyac_0521
焙煎機から豆を出すまで、あと僅かの時間。
傍らにはストップウォッチ。


さて、続き。

Oyac_0529
もう一度焙煎中の豆を取り出し、チェック。
そして…

Oyac_0541
その時がきたら豆を一気に取り出します!
ロースターから出した瞬間は、湯気もあがりました。
(写真ではわかりにくいですけど)

Oyac_0640

Oyac_0641

Oyac_0559
ロースターから取り出した後、
撹拌しながら余熱でさらにジャストの焙煎へ。
深く焙煎されたものは、豆自身のオイルが表面に滲み出しツヤツヤと光っています。
私はこのくらい深く焙煎されたものが好み。

Oyac_0558
小型の扇風機も出動。
しばらく撹拌を続けます。


焙煎の風景_焼き上がり

Oyac_0547
余熱をつかって仕上げて行きます。

Oyac_0564
(なんと!)素手で熱の具合を確かめ

Oyac_0575
あとは、宙づり扇風機で豆をさまします。


Oyac_0572
焙煎したての豆。
深く煎られた豆はしっとりと輝いていました。

このように深い焦茶色になった豆で出したコーヒーは
苦いのでは…、と思うかもしれませんが
焙煎を進めることによって、引き出される甘みがあるとのこと。

ちなみに、いつも頂いている大宅さんの深煎り豆は
深いコクとしっかりとした甘みがあります。
ある友人に大宅さんのブラジル豆の深煎りを淹れたところ
「のどの当たるような(深いコクがある)感じ。」と表現。
そして苦みが舌に残ることはなく、後味はすっきり。

Oyac_0653
熱がとれたら一斗缶に収納。右は焙煎前の生豆です。


それにしても今回焙煎作業を見せて頂いて驚いたのはその作業のシンプルさ!
その極めてシンプルな工程から
さまざまな味の(焙煎された)美味しいコーヒー豆が出来上がってくるのは
豊かな経験と本来から持つ本人の鋭い感覚によるものなのだなあ、と思いました。
すごい職業です。
(焙煎の他に、豆の品種のセレクトやら、生豆の時点でのいくつかの作業もありますが)

あともうひとつの驚きは
「僕のコーヒーは焙煎してから1ヶ月楽しめるよ。」
というコメント。
焙煎したてが美味しいと思い込んでいた私は
家に到着してからなるべく早く飲むようにしていました。
焙煎したての方が、お湯を注いだ時にコーヒーの粉がよく膨らんで
うまくドリップできる気もしていて…。
でも、この日の話によると1ヶ月程度置いておく間に味が変化するようで
その時々の味が楽しめるとのことです!
これからそんな飲み方も意識的にやってみよう。